映画『SING/シング』のラストシーンについてのまとめ

2023年10月28日2023年11月13日

2016年に放映された人気映画『SING/シング』のラストの野外劇場シーンついて解説します。

今回紹介するのは下記の「5つ」

ブタのロジータとグンター
ゴリラのジョニー
ヤマアラシのアッシュ
ネズミのマイク
ゾウのミーナ

①：ブタのロジータとグンター

専業主婦のロジータと踊りが大好きなグンターのペア。

このチームは主にロジータが注目されていましたね。

家事と育児に追われるだけの毎日になんとなくモヤモヤを抱えていたロジータ。

そんな彼女に感情移入した世のお母さんたちも多いのではないでしょうか？

そんな彼女達はミュージカルの様なコミカルな動きとダンスで魅せるステージでした。

小道具もあり思わずププッと笑顔になる様な彼女達の歌に、まずガチっと心を奪われ方かも少なくないのではないでしょうか。

最後にロジータのダンスに魅了された夫がステージに飛び乗りロジータにキスをしたシーンは、ロジータへ思わず拍手を送りそうになりました。

子どもたちも周りに集まりとても幸せなシーンでした。

実際のアーティストさんも多く声優を務めている中、ロジータは声優・坂本真綾さんでした。

透き通る様な声が印象的でしたね。

ちなみにグンダーはトレンディエンジェルの斉藤さんです。

２人の声が見事にマッチした素敵なステージでした。

歌っていたのはTaylor Swiftの『Shake It Off』です。

②：ゴリラのジョニー

父親がギャング団のリーダーで、その手伝いをさせられていたジョニー。

実は気の優しいゴリラの青年です。

小さい時にステージをみて歌手になるのが夢でしたが、父親には言い出せずにいました。

夢を言い出せず、チャレンジすることのできない。

そんな人は彼に感情移入したかもしれませんね。

彼は結果的に父親と関係を断つ形でこのステージに臨むこととなりました。

ピアノの弾き語りでのステージ。

素晴らしい歌声に思わずうっとりとしてしまいます。

ジョニーを演じたのはスキマスイッチの大橋さん。

本物の歌手なのですから、それはそれは素晴らしい歌声です。

映像から白熱した会場の様子が伝わってきます。

歌っていたのはElton Johnの『I’m Still Standing』です。

③：ヤマアラシのアッシュ

可愛らしくも自分の中にしっかりと芯のある女の子のキャラクターです。

アッシュは元々彼氏とパンクバンドを組んでおり、サブボーカルを担当していました。

ですが彼氏の浮気が原因で、２人は別れることになります。

辛い恋愛を乗り越えた方などはアッシュに共感出来るかもしれませんね。

そしてアッシュは悲しみや今までの自分を断ち切るために歌を作ります。

ステージが始まる直前、銀行員がやってきて「不法侵入です。出ていきなさい」と言われ、電源のコードを抜かれてしまいます。

アッシュは足踏みで会場からの手拍子を誘うと、それに合わせて歌い出すのです。

ヘドバンで針を飛ばしながら歌うアッシュは最高に格好いいです。

声優を務めたのはなんと、女優の長澤まさみさん。

正直歌のイメージはあまりなかったのですが、他の豪華声優陣の中で肩を並べても全く違和感のない歌唱力を披露しています。

歌っていたのはScarlett Johanssonの『Set It All Free』です。

④：ネズミのマイク

初登場シーンでは病気の猿からお金を恐喝していて、ヒール感たっぷりのキャラクターでしたね。

銀行に適当なことを言って大金を引き出しスポーツカーを買ったり、クマのギャング相手にイカサマをしたりとメチャクチャなマイク。

見栄や虚勢といった言葉がよく似合う、最後まで感情移入のしにくいキャラクターでした。

新しい劇場では賞金が出ないとわかり、すぐにいなくなったマイクでしたが、この野外劇場がテレビ中継され盛り上がっているのを知るや否や、急いで会場に駆けつけます。

そしてステージでマイク一本歌い始め、会場はさらに熱狂しているのですが、ここでゴリラのジョニーのギャング父親が刑務所から脱走して息子に会いに来てしまっていました。

刑務所のテレビにも映っていたのですね。

マイクのステージの裏では２人は抱き合い仲直り。

感動のシーンなわけですが、ステージでは…。

父親を追うヘリコプターの風を浴びながら、必死に執念で歌い切るマイクの姿に笑ってしまいます。

声優を務めたのは山寺宏一さん。

声優としてはもちろんですが、歌唱力が高いことでも有名ですよね。

歌っていたのはFrank Sinatraの『My Way』でした。

⑤：ゾウのミーナ

内気で極度のアガリ症の女の子ゾウのミーナ。

オーディションに向かうも歌えず落ちてしまい、裏方として手伝うことになりました。

自分に自信がない、アガリ症、意見がなかなか言えない、　ミーナに共感できるポイントがある人はたくさんいるかもしれませんね。

しかしこの野外ステージでミーナが披露した歌声はまさに圧巻の一言。

今までの彼女からは想像できない、とても厚みのある声。

それもそのはずミーナの声優は、世界的歌姫MISIAさん。

これはもう何度でも見たい名シーンですよね。

MISIAさんはこの作品が声優初挑戦だそうです。

歌っていたのはStevie Wonderの『Don’t You Worry ‘Bout A Thing』です。

以上が映画『SING/シング』のラストシーンの野外劇場シーンでした。

そんなお話だったっけ？
もう一度みてみたいなぁ…

というあなたへ…！

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総合評価&あらすじ

映画『SING/シング』のあらすじ

動物が人間のような生活を送る世界。舞台好きなコアラのバスター・ムーンが支配人を務める劇場は経営不振に。そこでバスターは劇場の目玉にしようと賞金1000ドルの歌手オーディションを企画するが、手違いで賞金10万ドルと書かれた募集チラシが刷られ、ブタの主婦ロジータ、父親の泥棒稼業を手伝うゴリラのジョニーなど大勢が応募してくる。合格者たちは本当は賞金が1000ドルだと知らないままリハーサルを始めるが……。
引用元：WOWOW

記憶に残ったセリフ

①：どん底に落ちると何がすばらしいか知ってるか？残った道は1つだけ。上昇するだけさ！」

今にも潰れそうな劇場が賞金付きでコンテストをやることに対しムーンの親友、エディは反対していました。

そんなエディへ対してムーンは

「どん底に落ちると何がすばらしいか知ってるか？残った道は1つだけ。上昇するだけさ！」

と伝えます。

そしてこの言葉は、劇場が壊れ塞ぎ込むムーンに対して、今度はエディが同じように投げかけるのです。

②：「どうなろうとも、知っておいて欲しい。僕は誇りに思う。君たちの一員でいられることを」

劇場が潰れるも、野外劇場を行うことにしたムーン。

かつての仲間も駆けつけてくれました。

そんな彼らにムーンは本番が始まる直前、

「どうなろうとも、知っておいて欲しい。僕は誇りに思う。君たちの一員でいられることを」

と伝えたのです。

③：「怖くなんかない。歌い始めれば大丈夫」

野外劇場の最後とを務めるのはミーナ。

しかしミーナは緊張で舞台袖からステージに出て行けずにいました。

そんなミーナへムーンは

「怖くなんかない。歌い始めれば大丈夫」

と声をかけるのです。

ステージは大成功でした。

みんなの評判は？

吹き替えで見たがとにかく歌がいい
音楽が止むことはなくずっと流れている印象を持った
いろんなジャンルの音楽が流れていて飽きない
とにかく音楽好きは見るべき
MISIAの歌とスキマスイッチの大橋さんの歌はとにかく凄い
さすがプロと思う
演技が上手いので全然違和感がなかった
ストーリーは少しグダるところがあるもののそれが気にならないぐらいにラストシーンがいい
意外と軽いのかと思う人もいると思うが結構考えさせられる映画
最近の映画ではかなりおすすめ
引用元：映画.com