映画『ザ・ファブル』の伏線と疑問点のまとめ

2019年に公開された人気映画『ザ・ファブル』の伏線と疑問点について解説します。

今回紹介するのは下記の「4つ」

1. 人を殺してはいけない」というミッションはなぜ？
2. 普通の生活が分からない
3. ミサキとの出会い
4. フード（福士蒼汰）とコード（木村了）

①：「人を殺してはいけない」というミッションはなぜ？

この映画の軸となるのは天才殺し屋でありながら「1年間一般人として生きろ。人を殺してはいけない」という指令をどう守るのか。

ファブル（岡田准一）はボス（佐藤浩一）から与えられたミッションを守るべく、次々と現れる敵をどうすれば殺さずに倒せるのかを考えます。

そこで気になるのがなぜボスは「人を殺してはいけない」というミッションを与えたのか。

これは物語中盤で明らかとなりました。

ファブルを殺し屋としての育て上げたのはボスです。

ボスは「育て上げたものの責任」としてファブル今回のミッションを与えたのだと語ります。

果たしてボスの“責任”とは…。

そしてファブルは最後まで「人を殺さない」というミッションを守り抜くことができるのか…。

②：普通の生活が分からない　

ボスより一般人として普通に生きろと言われたファブルでしたが、今まで殺し屋の世界しか知らなかった為、何が普通か分からず戸惑います。

チンピラに絡まれた時は、わざと痛いふりをしたり、殴られて鼻血を流して倒れてみました。

家の中では全裸で過ごし、ベッドがあるのに浴槽で眠ります。

仕事先での歓迎会では、枝豆を皮ごと食べ皆から驚かれたファブル。

そこでスイカも皮ごと食べていたことや、山の中でトカゲやイモリを食べていたことを話すと同僚のミサキ（山本美月）は「辛いでしょう。もう話さなくていいよ」と泣き出してしまいます。

ファブルはそこで初めて、自分は周りと違うのだと気づきました。

なぜここまで普通に生きられないのか。

今までどうやって生きてきたのか。

それはこの後の回想シーンで判明します。

ファブルは小さい頃、ボスにナイフ一本渡され山に置き去りにされてサバイバル同然で生きてきました。

木から芋虫を掘り出して食べたりと食料も自分で調達します。

何度も登場し、視聴者を笑わせる過剰なまでの猫舌もこのサバイバル生活によって“感覚が研ぎ澄まされた”結果のものでした。

ボスはファブルに「俺の許可なく死ぬな」と伝えます。

③：ミサキとの出会い

チンピラに絡まれた時に手を差し伸べてくれた美女・ミサキと再会することによって仕事先が決まったファブル。

しかしこのミサキとの出会いによって、騒動に巻き込まれてゆくこととなります。

ミサキは母親の入院費を支払うために、いくつものバイトを掛け持ちしていました。

その中の一つ、かつてグラビアをやっていたことがきっかけで拉致されてしまいます。

ミサキを助けるためにゴミ処理場に向かうファブル。

しかしそこで真黒カンパニー内での内争に巻き込まれて…。

④：フード（福士蒼汰）とコード（木村了）

物語の序盤から異常な存在感を放っていた、2人組の殺し屋フードとコード。

早くにファブルの存在に気づき探っていました。

ファブルの存在を匂わされ、砂川（向井理）に協力することにした2人。

2人の目的は、ファブルを倒すことで自分達が伝説となることでした。

伝説のファブルを前に興奮状態のフードとコード。

あえなくファブルにやられる2人でしたが、ファブルは“殺さない殺し屋”

目を覚まし、生きていたことに互いに安堵します。

「次は絶対殺す」と笑い合う2人に近づいてきたのは…。

以上が映画『ザ・ファブル』の伏線と疑問点でした。

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総合評価&あらすじ

映画『ザ・ファブル』のあらすじ

ファブルと呼ばれる謎の天才殺し屋は、6秒で人が殺すことができると裏社会でも恐れられるほどの伝説の殺し屋だった。

ある日ファブルはボスから「1年間一般社会で普通に暮らして生活するように。人を殺してはいけない。」との司令を受ける。

普通の暮らしがわからず戸惑うことばかりのファブルだが、1人の男の出所をきっかけに厄介な騒動に巻き込まれていく。

「絶対に殺してはいけない」指令の下、ピンチを乗り越えられるのか。

見どころ（おすすめポイント）は？

①：岡田准一のアクションシーン

『ザ・ファブル』の魅力といえばやっぱりアクションシーンです。

岡田准一さんはほぼ全てのシーンをスタンド無しで演じられています。

数種の武術・格闘技インストラクター資格を持つ岡田さん。

そのスピードはカメラもついていけないほどだったようで、監督は

「岡田さんのアクションを早送りで撮っていると思われることが一番悔しい。それくらい彼のスピードはハンパない」

と語っています。

分かってみると更にすごい。

本当にスタンド無しなの？と思わず言いたくなる、岡田准一さんのアクションシーンに要注目です。

②：ギャグ要素が意外と遠い

殺し屋、裏社会など見る人を選びそうな設定…と思いきや。

コミカルにリズムよく進み意外と見やすい作品です。

そして意外にもギャグ要素が多い。

作品自体のテンションは高くないのですが、随所にププっと笑ってしまうギャグがてんこ盛り。

個人的には、異常なまでのファブルの猫舌や笑いのツボがズレているところが好きです。

それからボスにインコを与えられて「焼き鳥にするのではなく育てろ」と言われるシーン。

言われなかったら食うんかい（笑）

みんなの評価は？

映画 ザ・ファブル(2019)を観ました。任侠ものっぽさもありつつヒーローが活躍する気持ちいいエンタメ映画で良かった！淡々と過ごす日々のなんでもない平和のありがたみを感じました。キャラクターがいいなあ。よう子さん好きだ。面白かった～！

— タニヒロ (@tnhr5) June 16, 2023

映画「ザ・ファブル」を観た。
面白かったー！
岡田准一さん可愛い。
天然で哀愁ある仕事出来男ピッタリ。
柳楽優弥さんは愉快すぎて後半ずっと笑ってた・・最初怖いだけに最高。
安田さんは本当何にでもなっちゃう怪演役者。素敵！
木村佳乃さんは程よい肌荒れがリアル可愛いし山本美月さんはえっち。

— ゆう花 (@Yuufan1018) November 18, 2021

まとめ

映画『ザ・ファブル』の伏線と疑問点について解説しました。

1. 人を殺してはいけない」というミッションはなぜ？
2. 普通の生活が分からない
3. ミサキとの出会い
4. フード（福士蒼汰）とコード（木村了）